レコーディングレポート 速水奨さん(タカヒロ)
―――『そもそも、キャラクターソングなるものを、歌うときは多いのでしょうか?
速水:ごちうさでは、これまで青山(ブルーマウンテン)さんと歌ったくらいですけれども、他作品ではかなりいろいろ歌っていますね。でも、男子向けの作品は、まずないですねぇ(笑)。
―――そのとき、青山ブルーマウンテンさんとデュエットしますと聞いたときは、どう思いましたか?
速水:「ぴょんぴょんの歌を歌えますか?」ってまず言われたんですけど、ただ早見沙織ちゃんと歌うって聞いてたんですよ。僕は彼女がデビューした頃からすごくよく知っていて、彼女の歌の力もすごく知っていたので、彼女と一緒だったら引き上げてくれるんじゃないかなって思って、受けました。本当に彼女に寄っかかって歌おうかなくらいで。
―――早見沙織さんと一緒だからと?
速水:そうですそうです。それだったらっていう。
―――それは意外でした。でも歌ったのが「Daydream café」でした。
速水:アレンジがちょっとクリスマスバージョンで、大人な感じだったので、みんなが歌っているぴょんぴょんとは世界観は違っていたんですけど、歌詞はいかんせん(笑)。しかも本来5人で歌うところを、僕と早見沙織ちゃんの2人で歌うから、手数が多いんですよ。
―――しかもあの歌詞を、速水奨さんが歌うという(笑)。
速水:あれはちょっと、僕の中でも衝撃でしたね(笑)。
―――その後、イベントでも水瀬いのりさんと歌ってましたね。イベントで歌うとは…。
速水:思ってないですよ(笑)! でも、チノちゃんとだったら仕方ないのかなって感じでした(笑)。生誕祭だったので、何か僕にできることをお手伝いするとなると、いい加減なMCだけではなく、ちょっと頑張らないといけないと思ったんです。
―――あそこで、ごちうさファンとの絆も生まれた気がします。
速水:それはありますね。ごちうさのファンの方たちは非常にあったかくて。その方たちが、僕のバースデーのイベントにも来てくれたりしたんですよ。ちょっとごちうさで広がっている感じはしています。
―――そんなことがあって、また今回、キャラクターソングシリーズ、8枚すべてを買った方のみが手にすることができる、スペシャルな曲を歌うことになりました!
速水:ははははは(笑)。コンプリートしないといけないっていうのは、何て言うんですかね、隠れキャラみたいな感じですね。
―――タカヒロのキャラソンを手に入れるために全部買う方もいるかもしれません。
速水:ひとりふたりいらっしゃるかもしれないですね(笑)。
―――どんな曲を予想していましたか?
速水:まさにこういう曲だと思っていました。ちょっとポップで、少し懐かしさを感じるというか。僕らの体に馴染んでいる音楽というのかな。だから非常に、僕に優しい曲だったと思います。
―――「キミとSwinging Night」は、ごちうさのキャラクターソングではやっていなかったスウィング系の楽曲です。
速水:大人のスウィングでしたね。片手にバーボンとか持って歌いたい感じでした。歌詞の世界観も本当にしっかりしていて、等身大のタカヒロだったので、僕が感情移入しやすいワードが散りばめられていて、とってもスムーズに歌えましたね。歌って、譜割りで日本語とメロディーが馴染まないことってあるじゃないですか。でもこの曲はそれがないんですよ。すごく優しかった。
―――ちなみに、タカヒロで歌うときは、速水奨さんで歌うときと違うんですか?
速水:あの、スケジュール帳を見て、ごちうさレコーディングって書いてあったら、「今日はタカヒロ」って、自分の中で薄いフィルターを纏うくらいです(笑)。ごちうさの中でもわりとリアルな人間なので、僕からそんなに逸脱しないでいいのかなっていう感じです。
―――気に入っている歌詞は?
速水:〈大人になったそのときは とっておきだって あけたっていいよな〉ですかね。とっておきって、つまりお父さんが大事にしていた年代物のスコッチとかなのかな? それをここだ開けるときは!みたいな。何だろう、大人の楽しみっていうのかな。ちょうど僕が子供の頃、父が大事にしていたウィスキーがあって、いつ開けるんだろうってそっと見ていたんですけど、そういうノスタルジックな感じがありますね。
―――いつ開けたんですか?
速水:兄貴が大学に入ったら開けるって言ってたんですけど、もうそのとき開いてたんだよね…。(一同笑)しかもその中に違うお酒が入っていたっていう。
―――(笑)。でもこの歌詞は、やっぱりチノのことですよね。
速水:そうでしょうね。チノが大人になったとき乾杯しようっていう。それでみんなでパーティーをしようっていうことでしょうね。
―――では最後に、タカヒロファンの方にメッセージを。
速水:とにかくこの曲にたどり着けた方は、ごちうさの熱烈ファンの皆さんで、タカヒロのことも受け入れてくださる寛容な皆さんだと思うので、これからもその寛容さを忘れずに、なお一層ごちうさに愛を注いでほしいなと思います。
速水:ごちうさでは、これまで青山(ブルーマウンテン)さんと歌ったくらいですけれども、他作品ではかなりいろいろ歌っていますね。でも、男子向けの作品は、まずないですねぇ(笑)。
―――そのとき、青山ブルーマウンテンさんとデュエットしますと聞いたときは、どう思いましたか?
速水:「ぴょんぴょんの歌を歌えますか?」ってまず言われたんですけど、ただ早見沙織ちゃんと歌うって聞いてたんですよ。僕は彼女がデビューした頃からすごくよく知っていて、彼女の歌の力もすごく知っていたので、彼女と一緒だったら引き上げてくれるんじゃないかなって思って、受けました。本当に彼女に寄っかかって歌おうかなくらいで。
―――早見沙織さんと一緒だからと?
速水:そうですそうです。それだったらっていう。
―――それは意外でした。でも歌ったのが「Daydream café」でした。
速水:アレンジがちょっとクリスマスバージョンで、大人な感じだったので、みんなが歌っているぴょんぴょんとは世界観は違っていたんですけど、歌詞はいかんせん(笑)。しかも本来5人で歌うところを、僕と早見沙織ちゃんの2人で歌うから、手数が多いんですよ。
―――しかもあの歌詞を、速水奨さんが歌うという(笑)。
速水:あれはちょっと、僕の中でも衝撃でしたね(笑)。
―――その後、イベントでも水瀬いのりさんと歌ってましたね。イベントで歌うとは…。
速水:思ってないですよ(笑)! でも、チノちゃんとだったら仕方ないのかなって感じでした(笑)。生誕祭だったので、何か僕にできることをお手伝いするとなると、いい加減なMCだけではなく、ちょっと頑張らないといけないと思ったんです。
―――あそこで、ごちうさファンとの絆も生まれた気がします。
速水:それはありますね。ごちうさのファンの方たちは非常にあったかくて。その方たちが、僕のバースデーのイベントにも来てくれたりしたんですよ。ちょっとごちうさで広がっている感じはしています。
―――そんなことがあって、また今回、キャラクターソングシリーズ、8枚すべてを買った方のみが手にすることができる、スペシャルな曲を歌うことになりました!
速水:ははははは(笑)。コンプリートしないといけないっていうのは、何て言うんですかね、隠れキャラみたいな感じですね。
―――タカヒロのキャラソンを手に入れるために全部買う方もいるかもしれません。
速水:ひとりふたりいらっしゃるかもしれないですね(笑)。
―――どんな曲を予想していましたか?
速水:まさにこういう曲だと思っていました。ちょっとポップで、少し懐かしさを感じるというか。僕らの体に馴染んでいる音楽というのかな。だから非常に、僕に優しい曲だったと思います。
―――「キミとSwinging Night」は、ごちうさのキャラクターソングではやっていなかったスウィング系の楽曲です。
速水:大人のスウィングでしたね。片手にバーボンとか持って歌いたい感じでした。歌詞の世界観も本当にしっかりしていて、等身大のタカヒロだったので、僕が感情移入しやすいワードが散りばめられていて、とってもスムーズに歌えましたね。歌って、譜割りで日本語とメロディーが馴染まないことってあるじゃないですか。でもこの曲はそれがないんですよ。すごく優しかった。
―――ちなみに、タカヒロで歌うときは、速水奨さんで歌うときと違うんですか?
速水:あの、スケジュール帳を見て、ごちうさレコーディングって書いてあったら、「今日はタカヒロ」って、自分の中で薄いフィルターを纏うくらいです(笑)。ごちうさの中でもわりとリアルな人間なので、僕からそんなに逸脱しないでいいのかなっていう感じです。
―――気に入っている歌詞は?
速水:〈大人になったそのときは とっておきだって あけたっていいよな〉ですかね。とっておきって、つまりお父さんが大事にしていた年代物のスコッチとかなのかな? それをここだ開けるときは!みたいな。何だろう、大人の楽しみっていうのかな。ちょうど僕が子供の頃、父が大事にしていたウィスキーがあって、いつ開けるんだろうってそっと見ていたんですけど、そういうノスタルジックな感じがありますね。
―――いつ開けたんですか?
速水:兄貴が大学に入ったら開けるって言ってたんですけど、もうそのとき開いてたんだよね…。(一同笑)しかもその中に違うお酒が入っていたっていう。
―――(笑)。でもこの歌詞は、やっぱりチノのことですよね。
速水:そうでしょうね。チノが大人になったとき乾杯しようっていう。それでみんなでパーティーをしようっていうことでしょうね。
―――では最後に、タカヒロファンの方にメッセージを。
速水:とにかくこの曲にたどり着けた方は、ごちうさの熱烈ファンの皆さんで、タカヒロのことも受け入れてくださる寛容な皆さんだと思うので、これからもその寛容さを忘れずに、なお一層ごちうさに愛を注いでほしいなと思います。
●レコーディグを終えて。
速水:アレンジも僕が音資料で聴いていたものからだいぶ変わっていまして、よりスウィング感が増していて驚きました。タカヒロは、この歌のように熱い思いを秘めてるからこそ、いつもポーカーフェイスでいて、ここぞというときに、チノとかココアを見守っている。そういう感じがよく出ている曲だなと思いました。