『ご注文はうさぎですか?』TVシリーズ放送開始から5周年を記念して『ご注文はうさぎですか?』シリーズの楽曲を毎日一曲ずつ振り返りながらご紹介!!
No.140「私と浪漫ていすと」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 07
千夜(CV.佐藤聡美)
2018年11月7日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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幼さを残したジャズや本格ジャズとは違い、大人でも少しアダルトなジャズが似合うキャラクターが千夜とリゼでした。千夜の振り回し体質は自由さも備えているので、妖艶で悪女っぽく、でもどこか惹かれてしまうそんな大人な女性を、スカっぽさを取り入れた楽曲で表現してみました。そのイメージを丁度良いバランスで紡ぐ歌詞や、ボーカルへのエフェクトや音の定位にもぜひ注目してみてください。
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●ライター塚越氏
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ちょっとスパイっぽいハードボイルドなジャズナンバー。歌詞が、〈甘兎流ロシアンルーレット〉〈それは黒蜜滴る野望〉など、「ん?」となるものが多いのだが、そういうカッコいいワードと和菓子ワードを合わせるセンスに脱帽。途中でガラッと曲調が変わるトリッキーなところがあるのだが、そこを〈それはさておき〉と歌って元に戻すところが最高で、クリエイター同士の掛け合いがガチっとハマったイメージだ。そして、こういう曲をブレずに歌い切っちゃう千夜、さすがです!
No.139「わーいわーいトライ!~メグVer.~」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 06
メグ(CV.村川梨衣)
2018年10月24日(水)発売
楽曲解説
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●ライター塚越氏
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テンポが速い曲なのにメグなところに相変わらず驚くが、モカさんと同じく、最後の〈(だいじょうぶ!)〉で、いきなりセリフ調になるところがかわいい。個人的なお気に入りの場所が、間奏からの落ちサビで盛り上がったところから伴奏のピアノが一瞬目立ってキラキラっとするところなのだが、そこはそれぞれのボーカルの聴かせどころだとも思うので、じっくり聴いてほしい。
No.138「パジャマプラネタリウム」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 06
メグ(CV.村川梨衣)
2018年10月24日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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声の芯はキャラクター性と一緒でわりとパキッとしているので、どんな曲でも合うかもしれないといろいろ考えてしまって悩みがちなメグ。そんな時に「流星ガーデン」のデモを聴いたのですが、メグの声でこういう楽曲を用いて表現したらどうなるんだろうという純粋な興味から作ってみようと考えました。辻さんが書く、パジャマパーティーをしている彼女達の様子をメグ目線で完璧に捉えてくれた詞の内容はもちろんですが、メロディーとアレンジからも感じるどこか夢の中にいるような浮遊感のあるサウンドとメグの声が重なり青山さんのアーティスト性とは違う、すぐに彼女達の様子が想像できる心地良い楽曲に仕上がりました。
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●ライター塚越氏
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この曲もおしゃれポップスで、ちょっとメルヘンで、パジャマパーティーをしているというところがメグらしい。やはり最大のキュンポイントはラストの〈ようこそ パジャマプラネタリウム〉でしょう。村川梨衣さんはリズムゲームでやったら気持ちいいポイントと、独特の表現をしてたが、“プラネタリウム”で細かく刻みつつ高くなるところは確かにやばいかわいさなので聴いてほしい。それにしても『ごちうさ』のキャラソンはカップリングに至るまで良い曲ばかりだなと身に沁みる。
No.137「あん・どぅ・とろわ」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 06
メグ(CV.村川梨衣)
2018年10月24日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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大人な雰囲気やジャズというジャンルだけでなく、初めましての作家さん達とご一緒するという意味でもチャレンジした1曲。詞では、大人への憧れをメグの特徴でもあるバレエなどを踏まえて“ハイヒール”“トウシューズ”など、足元のオシャレからキャラクターを見出していただけたことで他のキャラクターとの差別化が上手くとれました。丁寧なメロディーは、メグのふわっとした声の特徴を上手く引き立たせる旋律で、アレンジの奥田 弦さんはココア同様に本格的な大人の装いを感じさせてくれました。個人的には、誰よりも表情がわかりやすい1曲になったのではないかと思っています。
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●ライター塚越氏
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イントロから、ココアと同じく本場もんのジャズ来たー!と思ったら編曲が奥田弦さん(ココア「COCOATIC BAR」の作編曲)でした。楽器のぬくもりというか空気感が本当に素晴らしいので、浸れます! そして、もっともジャズを歌うのが想像できなかったメグがどう歌うのかと思ったら、真っ向勝負で歌い切っている。でもやっぱりいつものメグよりはちょっと大人な雰囲気が出てて、新しいメグに出会えた感じがしてとても新鮮だ。
No.136「わーいわーいトライ!~マヤVer.~」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 05
マヤ(CV.徳井青空)
2018年10月10日(水)発売
楽曲解説
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●ライター塚越氏
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シャロとともに超ポジティブボイスであるマヤが歌ってくれると、〈またまた会いましょう〉がすぐ会えそうな気がする。ひとつひとつの歌詞に感情を込めながら歌ってくれているのだが、〈さがしてる明日があるってステキです〉はとてもマヤらしいフレーズで良い。ちなみにここのフレーズは、全員で歌っているバージョンで、マヤ・メグが歌っていたりする。
No.135「ぱりぷれいやー!!」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 05
マヤ(CV.徳井青空)
2018年10月10日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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これまでの流れの中で表現してきたマヤのキャラクターソングを全部詰め込んだようなマヤらしさ全開の1曲!!
メロディーと歌詞共に、頭の入りが無ければ先の展開は一切無いと言える始まりに心を掴まれるような、そしてメロディーの抜け感やアレンジのどこか夏らしい部分は一瞬にしてマヤ曲だ!と感じてもらえるように意識しました。「辻 純更」さんによる歌詞がまた秀逸で、もてなし方がなんともマヤらしい。パーティーを冒険と変換して、さらには謎解きも組み込んだ楽しいパーティーを表現してくださいました。こんなパーティーなら週に1回ぐらいはやりたいですね!シャン〇リー持参で!(笑)
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●ライター塚越氏
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作詞はお馴染みの辻純更さん。カップリングはみんなでパーティーをするという曲なのだが、まさかパーティーをそっちの解釈で来るか!と思いつつ、冒険大好きなマヤらしい。勇者御一行たちが部屋で探検をする体でパーティーをしている、みたいなイメージだが、「ミッドナイト・パーティー」との落差たるや! 2曲目で、この底抜けに明るい曲が来ることで、いつもの子供っぽいマヤだなとみんなが安心する。
No.134「ミッドナイト・パーティー」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 05
マヤ(CV.徳井青空)
2018年10月10日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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一番子供っぽさが残っているからこそ憧れの部分で表現が広げやすいという意味で、大人のフリをさせたらナンバーワンのキャラクターだと思っているのがマヤです(笑) 作編曲に入っている「渡部チェル」さんには数多くのマヤ曲を担当していただいているのですが、キャラクターの捉え方がとても上手な方なので、今回のアレンジもやりすぎずジャズ風をきちんと再現していただきました。また、作詞の「あさのますみ」さんがこの楽曲に一番の華を添えてくださっていて、大人ではないけどお酒の名前を持ち出したりと、知っている大人の単語を用いたバランスの楽曲です。
「…マヤ!今はシャン〇リーで我慢していてね!」(笑)
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●ライター塚越氏
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もっとも“ミッドナイト”という単語が似合わない子な気もするが、大人になったときの妄想を人一倍してそうなのもマヤなので、そんな彼女の妄想が爆発していると思えばかわいらしい。作詞では、声優など多方面で活躍する浅野真澄さん(※あさのますみ名義)が『ごちうさ』初参加。渡部チェルさんらしい一度聴いたら忘れないキャッチーなフレーズとホーンセクションが心地良いジャズで、難しい曲調だが、徳井青空さんがたっぷりマヤなニュアンスを入れて歌ってくれているのが最高!
No.133「わーいわーいトライ!~青山ブルーマウンテンVer.~」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 04
青山ブルーマウンテン(CV.早見沙織)
2018年9月26日(水)発売
楽曲解説
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●ライター塚越氏
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テンポの速い曲なのに、青山さんが歌うとゆったり落ち着いて聴こえる。「ごちうさ」の世界観の中で、青山さんが登場すると必ずと言っていいほど流れるBGMがあるが、そんな感じ。どんなに周りがわちゃわちゃしてても、青山さんの周りだけは時間がゆったりと流れている。そのあたりについては、レコーディングレポートでも語られているのでぜひ!
No.132「流星ガーデン」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 04
青山ブルーマウンテン(CV.早見沙織)
2018年9月26日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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デモを聴いた時に受けた印象が忘れられず、モカのような大人のヨユウを出すだけでなく、アーティスト性の部分を強めたかったので、この楽曲を使ってどう落とし込むかを考えました。曲のかっこよさにオシャレさを加え、エッジの利いたサウンドにはまとまめたかったので、数多くの青山曲をアレンジしてくださっている「中山 聡」さんにお願いし、とても綺麗なバランスで組み立てることができました。また、青山ブルーマウンテン(早見沙織さん)の声であれば、この楽曲の色を変化させてくれるという確証も持っていたので、いつもとは違う印象を感じ取っていただけていたら嬉しいです。凄くどうでも良いことなのですが、この曲が好きで、今でも週5は聴いています!!
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●ライター塚越氏
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「ラ・エレガンス」との落差がすごいが、打ち込み系のおしゃれダンスポップス。青山さんは他の人とはちょっと違うセンスの持ち主なので、それを音楽面でも表現しているのだろう。早見さんは「夢見FLAVOR」をちょっと思い出すと取材で語っていたが、歌詞にも〈星空のフレーバー〉などがあるし、すべて「ごちうさ」という原作をもとに表現しているから、違うクリエイターが作っていても、景色や表現などにちょっとした共通点があって、それを発見するのも面白い。そして〈いつかあの子たちと…そんな計画〉という歌詞が最高。
No.131「ラ・エレガンス」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 04
青山ブルーマウンテン(CV.早見沙織)
2018年9月26日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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自信を持って言えるのが「これぞ、ごちうさでしかやれない大人おしゃれの曲!」です。劇伴を担当している川田瑠夏さんだからこそ出せるごちうさの劇伴感溢れる空気をふんだんに入れ込んだ1曲。メロディーの複雑さを感じさせないさすがの歌唱力にも助けられていますが、青山ブルーマウンテンというキャラクターの小説家という点を表現するのに不可欠なのが“歌詞”。【作詞・作曲・編曲】でいつも注意している部分は“想像力が豊かであること”を表現することなんです。そういう意味で、楽曲には少し複雑な構成を入れたり、アーティスト性を高くすることで最大限に引き出せればと考えて制作しています。
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●ライター塚越氏
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この企画自体が青山さん(というか早見さん)のためにあるのではないかと思ったが、そこを変化球で攻めつつ、川田瑠夏さんのめちゃめちゃ難しい楽曲を用意してくるという、スタッフの早見沙織さんに対する信頼の分厚さが伺える1曲。ミュージカル映画の曲を聴いているように美しいし、こういう曲をこんなに素晴らしく美しく歌えるのは、アニソン界でも青山ブルーマウンテンさんと手嶌葵さんくらいなのではないかなと…。
No.130「わーいわーいトライ!~モカVer.~」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 03
モカ(CV.茅野愛衣)
2018年9月12日(水)発売
楽曲解説
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●ライター塚越氏
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モカさんのアイドル要素が炸裂している。レコーディングで聴いていても、毎回“かわいい”を豪快に振り回してくるので心臓に悪いのだが、それは音源でも十分感じられる。で、そのかわいさに慣れてきたところで、最後の〈(だいじょうぶ!)〉で撃沈するという…。これはモカさん流のサプラーイズな気もするが、みんなモカさんに振り回されるだけ振り回されればいい!と思える1曲。
No.129「とびっきりアネバーサリー」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 03
モカ(CV.茅野愛衣)
2018年9月12日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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他のキャラクターに比べてギャップは少なかったかもしれませんね。モカさんはスイッチが入った時、いわゆる妹達に対してのテンションが高くなる部分を多く表現してきました。ですが、このシリーズの中では前出の通り“大人のヨユウ”という点をきちんと見出したかったので、パーティーという共通のテーマは保ちつつ、大人組は徹底的に大人の装いをすることにこだわりました。メロディーのリズムが難しいおしゃれなミディアムテンポの曲に乗せ、モカさんの愛情深く奥ゆかしさを表現してくれた高瀬さんの歌詞が凄くグッとくる1曲。
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●ライター塚越氏
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鍵盤のリフがずっと鳴ってて、そこがすごく良い! あらためて「ごちうさ」キャラソンのレベルの高さを感じるおしゃれポップス。同じパーティー曲でも、モカさんはやっぱりオトナ! タイトルからして、高瀬愛虹さんの歌詞という感じがしたが、ストーリーをキャラクター込みでイメージするともう泣けてしまう。大切な人にありがとうを伝える素敵ソング。
No.128「Bitter Tea:Time」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 03
モカ(CV.茅野愛衣)
2018年9月12日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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最初にデモを聴いて歌詞を見た時には、もう少しかわいく仕上がってしまうかと思っていました。ですが、歌詞やメロディーから読み取って茅野さんが上手くしっかり大人なモカさんを入れ込んでくれたおかげでビターな楽曲に仕上がりました。
サビ前までの空気はわりとかわいい感じのメロディーなのですが、一気にサビで形を変えるのがとても印象的な楽曲で、この部分が特に楽曲にビターな演出を加えてくれています。そこにあえてモカさんの可愛らしいお姉さんからのメッセージを入れ込むことで、モカというキャラクターの余裕を感じることができる。他のキャラクター達が“大人のフリ”をするのとは違って、楽曲にこれぞ“大人のヨユウ”を持たせるということに一番注力しました。
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●ライター塚越氏
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カッコいい系のジャズで、ちょっと歌謡曲っぽさも感じてしまう。モカさんのオトナな目線で、まだまだビターなコーヒーの美味しさはわからないでしょっていう上からな歌詞がたまらない。そんな中でも〈ハプニング〉とか〈驚かせて〉など、ちょこちょこ入ってくるニュアンスが、カッコ良さやお姉さんらしさだけではない、モカさんのかわいくてチャーミングなところを感じさせてくれる。
No.127「わーいわーいトライ!~シャロVer.~」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 02
シャロ(CV.内田真礼)
2018年8月29日(水)発売
楽曲解説
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●ライター塚越氏
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シャロひとりで歌うとなると、個性が強すぎるから疲れてしまうのかな?と思いきや、これまでの共通曲のソロと同じく、かわいいのであっさり聴けてしまう。〈一杯飲んでみますか? コーヒーでも〉という歌詞は、全員バージョンでは歌ってないだろうなと思ったら、やはり歌っていませんでした。踏み出す勇気が欲しくても、シャロはコーヒーを飲んだらダメです(笑)! ある意味、勇気は出るかもしれないけど……。
No.126「パッと!花咲くティーポット」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 02
シャロ(CV.内田真礼)
2018年8月29日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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きっと夏休みにココアと千夜が「ホームパーティーしよう!シャロちゃんチで!」と言ったんだろうなーとか、突然くるみんなをきちんとおもてなししようとするシャロが愛しいのなんの。バタバタしちゃう気持ちも、きっとバタバタしてるんだろうなーと思って笑っているココア達も全部の景色が一瞬にして伝わってくるこの曲は、夏らしい爽やかで軽快な楽曲と、これしか正解じゃないと言っても過言ではないほど、ぴったりハマった歌詞が特徴のまさにキャラソンの王道に仕上がった1曲。パーティーという大きなオーダーからいつもここまで広げて小さな世界に落としこみ、特徴をしっかり捉えてくれる高瀬さんには脱帽しました。
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●ライター塚越氏
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シャロというと太陽のようなイメージなので、こういうサンバっぽいのは似合う。しかもこの曲も作曲はy0c1eさん。このシリーズのカップリングはホームパーティーがテーマになっているが、〈こんなに狭いのに!〉という歌詞が切実過ぎて面白い。歌は5分もないのに、歌詞のストーリーを読んでいると、まるでアニメを1話分見たかのような感覚になるから楽しい。そしてやっぱり、シャロが幸せそうにしているだけで尊いなと。
No.125「Happy Holiday」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 02
シャロ(CV.内田真礼)
2018年8月29日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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かっこいいジャズは“怪盗ラパン”でやってしまっていたので、明るいジャズ風の曲にしようと考え、さらに今回のシリーズでは、制作スタッフも新しい作家さんにもお願いしてみることでチャレンジな企画にしていきました。声優でもある「あさのますみ」さんは、キャラクターの特徴の捉え方が少し違い、自身がキャラクターになってこう歌ったらという視点も入っているように感じてとても素敵な歌詞でしたし、「y0c1e(現:左高陵平)」さんは、以前からお会いする機会はあったのですが、ご一緒するのは初めてで不安もありましたが、デモを聴いた時点で「完璧!」と思わず声がでてしまっていました。
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●ライター塚越氏
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作曲のy0c1eさんの曲はメロディセンスが抜群に良いという印象があって、この曲もアレンジこそジャジーだが、掛け合いがあったり、ポップスとしての魅力がすごくある。y0c1eさんは内田真礼さんのソロのプロジェクトでもよく曲を書いたりアレンジをしたりしている方なので、それをシャロで聴けるというのが不思議な感じがするが、やはり相性の良さを感じてしまう。あと、音を伸ばしたあとの声の切り方が、とにかくかわいい。
No.124「わーいわーいトライ!~ココアVer.~」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 01
ココア(CV.佐倉綾音)
2018年8月15日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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「ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~」でまた逢えたね!ということと、この時はまだ発表前だったはずなのですが(リリースの流れの中で皆さんも知っていただいたと思います)、OVAとTVシリーズでまた皆さんに逢えることへ向けての“感謝”や“これからもよろしく”というメッセージを込めさせていただきました。
「じゃあねって手を振ってくるりと一回転 おんなじ笑顔でまたまた会いましょう」この部分では、特に強くキャラクターだけでなく制作スタッフの意思もリンクして感動しました。新作について「早く言いたいー!あるあるって言いたいー!でも言うのこわいー!」の状態でしたから(笑) この歌詞の通り、作る側としては、終わったと思ったらまたくるりと一回転して笑っています。そこに皆さんもまたおんなじ笑顔で返していただけたら嬉しいです!
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●ライター塚越氏
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今回のソロシリーズの共通曲「わーいわーいトライ! 」。ひとりで歌っていてもみんなで歌っている感じがすると、いろんなキャストの方が言っていたが、全員曲をソロから出していくイメージ。ココアVer.は一番オーソドックスにポジティブなところを押し出した歌唱が印象的。この感じが「ごちうさ」の軸だなと思う曲だし、〈じゃあねって手を振って くるりと一回転 おんなじ笑顔で またまた会いましょう〉という歌詞で終わるところは、ここでひと区切りするけど、またOVAや3期で会いましょうと言われている気がして、嬉しい。
No.123「パンパカパンのパンのパーティー」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 01
ココア(CV.佐倉綾音)
2018年8月15日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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ギャップ凄くないですか?ココアはわかりやすく表題曲とのギャップを感じていただけたかと思います(笑)
デモを聴いた時に、とにかくサビのキャッチ―なフレーズが印象的で、この楽曲を使えば絶対にココアらしい楽しいパーティーソングになると感じました。歌詞もそれはそれは面白くて、久しぶりにタイトルがそのままサビ頭のフレーズになっていたり、なんといっても破壊力抜群の「メーロン!メーロン!」はココアの言い方含めて最高!!!!!タイトルを決める時に「ラジオでこのタイトルコールをして欲しい」そう言ったのは確かに私ですが、それは一つの遊び心ですのでお許しください(笑)
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●ライター塚越氏
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1曲目とはかなり落差のあるココアらしい陽気な歌詞が乗ったスカポップチューン。2番のAメロでゆったりするところがフックになってて、飽きが来ない構成になっている。歌詞にある“うぇるかむかもーん”は、第1期の7羽でココアが作ったチラシに書いてあった文言でもあり、そこにはパン祭りとも書いてあったので、ちょっと連想してしまう。
No.122「COCOATIC BAR」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソロシリーズ 01
ココア(CV.佐倉綾音)
2018年8月15日(水)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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ちょっとビターでスイートなジャズのジャンルに挑戦したシリーズ。カップリング曲は統一イメージとして“パーティー”“女子会”にしてあります。楽曲だけでなく歌詞による内面の部分でもギャップを感じて楽しんで欲しかったんです。最初を飾るココアには、本格的なジャズからのギャップを感じて欲しかったので、ずっとご一緒してみたかった“奥田 弦”さんにお願いしました。佐倉さんは以前からジャズが好きと言っていたのですが、ここまで難しいリズムを感覚で捉えることができるのは、好きとかのレベルではなく本当に得意なんだと思います。ココアは凄く振り幅が広いので、そういう点でもこの曲で魅せる大人な甘くないココアを出せたかなと思います。
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●ライター塚越氏
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キャラクターソングでジャズができること自体驚きだが、それもこれまで積み上げてきたものがあるからこそできるチャレンジなのだろう。その一発目のココアの仮歌を聴いたとき、超本格的なやつが来た!と驚いたことをよく覚えている。作曲の奥田弦さんは高校生の天才ジャズピアニストで、この曲のアレンジやピアノ演奏も彼なので、そのピアノに酔いしれるのもいいだろう。それにしてもこのジャズ調の曲を、ちゃんとココアで歌ってしまう佐倉綾音さんはすごい。ちなみにCDの盤面がレコードっぽくなっているのもおしゃれ。
No.121「冷静とモフモフの国境線」
【収録 CD】「ご注文はうさぎですか??」 キャラクターソング・セレクションアルバム/order the songs2
リゼ(CV.種田梨沙)
2017年12月22日(金)発売
楽曲解説
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●音楽プロデューサー藤平氏
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特典の曲としてソロで収録するのはリゼだけでしたので、なんとも言えない変なプレッシャーはありました(笑)
リゼをより広げると言っても曲調も含めてどうしていけば変化が出るか悩んでいたのですが、新しい作家さんにお願いすることで固定観念を無くすことが出来ました。
軸はバンドサウンドですが、装飾されたピコピコサウンドと遊びの数々でリゼの恥ずかしさやバタバタしている様子を感じていただけると思います。高瀬愛虹さんの歌詞もさすがの仕上がりで、曲との相性バツグンでした。良い意味で才能がぶつかったこの曲は、自信を持ってリゼの完成形です!と言える1曲に仕上がりました。
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●ライター塚越氏
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TVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の2巻に収録のリゼのソロ曲。「ごちうさ」の曲は、キャラをうまいこと言い表しているおもしろタイトルが多いが、この曲もそのひとつで、リゼをちゃんと表している。ギターソロもカッコいい、ロックな曲なのに、歌詞がほぼほぼかわいいというギャップ、そして冷静とモフモフの間で揺れるリゼを想像しながら聴くとたまらない。何となくこの曲を聴くと、2期の2羽で、みんなでリゼの家に行く話を思い出してしまう。